Theater Life NAKANO

シアターライフ ナカノ

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古物営業法に基づく表記

シアターライフ ナカノ 中野 貴之
滋賀県公安委員会
第60101H280045号
平成28年12月6日 交付
シアターライフ ナカノ > シアター事例 > ケース53:プロジェクターのアップグレード

ケース53:プロジェクターのアップグレード

 8年前の新築時にシアタールームをインストールさせて頂いたお客様から、お使いの三菱LVP-D1208が故障して映らなくなったのを機にブルーレイディスクを最高の画質で観ることのできるプロジェクターに変更したい、とのご相談をお受けしました。

ご相談を受けたのが、たまたま上手い具合にソニーVPL-VW1000ESの視聴会を開催する直前だったので、視聴会にてVPL-VW1000ESのリアル4Kの映像をご確認頂き、数日後には導入をお決め頂きました。
さらに、これまではDVDをメインにシステムを組んでいたので、AVアンプ・BDプレーヤー・HDMIケーブルも併せてグレードアップする事になりました。

問題は、VPL-VW1000ESのサイズが大きく重いので、現在のプロジェクターと入れ替える形で設置できるかどうかです。

53-01  新築時に後々の事を考えていたのか、後面天井部分に幅1m・高さ30cm・奥行30cmの凹みを作ってあったので、その部分を上手く利用して天置きする事に。

幸い、後の壁面はサラウンドバックスピーカーを棚置きする為にコンパネで作ってありましたので、壁にL型金具を取り付けて棚(カンディハウスさん特注品)を作り、そこにVPL-VW1000ESを置きました。

 次にHDMIケーブルの入線ですが、元々LVP-D1208からのコンポーネントケーブルを通す為に28⌀の配管が通してあったので、コンポーネントケーブルには役目を終えてもらい、新たにAIMのHDMIケーブルを通して配線は完了。 53-02
53-03  後はヤマハのGTラックにAVアンプ・BDプレーヤー・センタースピーカーを置き、機器間の配線をして無事に終了しました。
 右の写真、GTラックの右にあるLDプレーヤーの右奥にバッファローの無線機器があります。これは2階屋根裏に設置している無線親機に子機として繋っています。 53-04

有線側にはAVアンプとBDプレーヤーを繋ぎ、お客様のiPhone 4Sから機器の操作をしたり、インターネットラジオを聴いたり、BDプレーヤー経由でYouTubeの動画を閲覧したり出来るようにしてあります。

53-05  設置完了後に、確認のために映画「ダークナイト」をかけて頂きましたが、1階専用ルームで床以外は全て黒色というブラックルーム仕様なので、VPL-VW1000ESの透き通ったきめ細かい映像が目に刺さるようでした。

(悔しいかな、スタッフ自宅のDLA-X70Rでは、「ダークナイト」でジョーカーがつけているマスクの汚れた白い濃い感じは再現出来ません。VPL-VW1000ESの精細な映像をずうっと観ていると、他のプロジェクターや薄型TVで観るのが嫌になりそうです…)

通常、既存のお宅で構築済みのシステムをグレードアップする場合、配管や壁・床の補強が必要になって、思った以上に大掛かりな作業になることがあるのですが、今回のインストール(グレードアップ)ではあらかじめ配管や補強が出来ていたので、スタッフ一人でも楽に作業を行う事が出来ました。
シアターを構築する際、どうしても現在の機器を収めることだけを考えがちなのですが、先々の機器入れ替えやメンテナンスを考慮して準備しておくという事がいかに大切であるかを改めて感じることができました。

(2012.05.01)

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